商圏が小さくなっている。
新聞購読率が下がっている。
大きな経費がかかる。
反響率が下がっている。
などの理由から、新聞折り込みのチラシがめっきり減っている感じがします。入っていても大手チェーン店が多いです。

逆に、夜、家に帰るとポストにチラシがいっぱいです。玄関先で処分される方もおられるかもしれませんが、職業柄、私は他の郵便物と一緒に鷲掴みにして家に入ります。どんなチラシが入っているのか楽しみに見ています。

見てみるとやはり宅配関係が多いです。新聞折り込みよりも確実に数字が読めるのかもしれません。

それと新聞折り込みでは、配布エリアが広すぎます。もう今の時代、わざわざ遠くから来てくれるということが少なくなっています。足元のお客様を固めることがまず大事です。それに新聞折り込みの場合、大きな経費がかかり、さらにチラシ効果が出るのは長くて3~4日くらいと言われています。また、反響率も昔のように高くないです。費用対効果で考えると、想定した数字に達しないことが多いと思います。

そうなるとピンポイントで、エリア別にポスティングを繰り返して行った方が良いかもしれません。

新聞折り込みの場合は、販促期間だけにお客様が集中します、販促期間が終わると元の状態に戻ります。

一方、ポスティングの場合は、エリアを分けて巻くことが可能ですので、お客様が特定の日に集中することは避けれます。

エリアを限定して、確実に見ていただく戦略が効率的なのもかもしれません。経費についても売上の状態を見ながら少しずつかけて行き、いろんな方法を考え見直すことが良いと思います。

大きな経費をかけて、何とか起死回生の一発になって欲しいと思うような商売は避けられた方が良いと思います。少しずつお客様を増やして行く戦略が、後々良い効果をもたらします。

新聞折り込みチラシに頼らない販促も考えないといけないような気がします。Webや携帯電話からの集客方法も検討されてはと思います。

経費をあまりかけず成果を上げる工夫は、時流を読み、絶えず研究して行くことが大切だと思います。

ポストに入っているチラシ類もゴミ箱に直行されずに、必ずチェックして下さい。小さなヒントが隠れているかもしれません。

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