この相談も多いです。ランチの売上を何とかしたい、ランチを初めて売上にプラスしたいという相談内容です。

でも一番難しいのがランチの売上アップです。何か手を打ったからと言ってすぐに数字が上がることはないです。ランチの営業そのものの位置付けと方針を明確にして取りかかることが大事だと思います。

そこでランチに注力する理由は以下のどちらでしょうか?
1.今ランチをやっているが売上が良くない
2.店全体の売上が良くないのでランチをやってみたい

上記の1・2共に、ランチ需要・ランチ市場があるかどうかを調査・分析する必要があります。

ランチ需要の見分け方は、立地環境にもよりますが、住宅地・事業所が集中していることが条件です。その上で以下の点をチェックしてみて下さい。
①ファーストフード店がある
②コンビニエンスストアがある
③弁当専門店がある
④ランチ営業で繁盛している店がある
直接競合する店ばかりですが、このような店があるということは需要があるということです。ランチ営業の場合、無競合状態の方が危険です。そのエリアにはランチマーケットが小さい可能性があるからです。

競争の激しいところで、違いを見せて生き残って行くことが大切です。まずは需要があるかどうかを見極めて下さい。

次は、ランチ売上を上げることが今一番の課題なのかどうなのかを見極めることが大事です。ディナーやナイトとランチを比較して、どういう戦略を組み立てて行くのがベストなのか、それを判断することです。

ランチを始めたら、力を入れたら売上にプラスになるのではというような安易な判断はしない方が良いと思います。また、昔のようにランチ営業で集客し、ディナーにつなげると言う方法が難しくなっています。そのため、まずはランチとディナーを切り離し、ランチのみでの売上アップを考えた方が良さそうです。

ランチ売上アップを考えるのであれば、
1.看板が大事
2.価格戦略を練ること
3.シンプルメニューで勝負 
4.ランチ営業限定の販促企画を打つ
5.長期的な視点で上げる
ようなことを一度チェックされてみて下さい。

1の看板については、かなり目立つものが必要です。お客様は一度も入ったこのない店に入ることはかなり抵抗があります。店名と何屋さんかというだけでなく、どのようなメニューがいくらなのかがわかることが大事です。サンプルケースがないところもPOPなどでメニュー写真と価格が明記されていることが
大切です。言葉や文字だけでなく、実際のメニュー写真がないと安心感がないです。お客様がどんなメニューのものがいくらなのかを理解された時、やっと店内に入っていただけます。

2の価格戦略は、半径300m圏内の競合店の価格調査を行い、自店の価格戦略を明確にすることです。ランチはディナー営業以上に価格が優先されます。価格をどこに設定するかで商売が違ってきます。ファーストフードや弁当店は300円を切っています。一番集客効果があり、利益が出る価格を見つけることが大切になってきます。

3のシンプルメニューというのは、通常ランチで出て来るだろうと予測されるような当たり前の定番メニューです。お客様は昼からチャレンジはしません。珍しいメニューも集客効果にはつながりますが、現状苦戦されていたり、これからスタートされようとお考えならば、まず定番に集中されることをおすすめいたします。

4のランチ営業の販促企画も何か考えたいです。曜日ごとに何かある、いつも何かやっているというイメージが大切です。待っていてお客様が来てくれる、売上が上がるのは一番店と大手チェーン店だけです。その大手チェーン店がいろんなことを仕掛けてきています。それに負けないくらいの企画も必要です。

5の長期的な視点と言うのは、今何かを仕掛けたからと言って、すぐにランチの売上が上がるものではないです。看板からメニュー、販促に至るまで少しずつ改良を加えながらリピーターを増やすことです。成果が出て来るのは早くて3カ月後くらいでしょう。お客様の声や意見を大切にしながら店を作って行かれてはと思います。

単にランチと行っても奥深く、様々な角度から検討が必要です。それとディナー以上にいろんなことをやってみないと、自店にあった戦略が何なのかわからないと思います。

理想は、勉強させていただきながらベストの形を見つけることです。ランチで勝つ!そんな店を是非作って下さい。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング