水膨れしていませんか?
創業以来見直しをされていないのでは?
実態とズレていませんか?

決算書の作成は税務申告のためだけでなく、実態の経営を知ったり、実態の経営に合うように見直しを図ることが大切だと思います。

納める税金の金額がいくらになるのかだけを調べるだけではなく、もう一歩突っ込んで自社を客観的に分析されてはと思います。

決算書も創業以来見直しをしていなければ、実態とかい離してきます。事業が順調な時は問題ないかもしれませんが、少しでも業績が悪化してくると、そのかい離している部分から歪が生じてきます。

本当は、毎年実態にあったものにするのが良いかもしれませんが、なかなかそこまでは行かないようです。

でも会社の本当の実態をどこまで経営者の方が認識しているかは大事だと思います。しかし、この経営の実態を数値で表したものは、プロの専門家の方にお願いしないと出てこないと思います。

逆に素晴らしい経営者の方は、プロの専門家の方にあらかじめ実態を表している数値を出していただくようにお願いされます。このような数字が出てこない限り決算書の意味はないかもしれません。

決算書は作成するだけで精一杯だけでなく、事業運営に活かす資料として活用するべきです。そうするとやはり、年に一度の決算では把握できないため、月次の決算でチェック・確認することが必要になってきます。

実際、現実とかい離しているのは、損益計算書ではなく貸借対照表の方です。特に資産勘定の中身をチェックする必要があると思います。

例えば、
勘定には上がっている研究開発費、どこへ消えたのでしょうか?
不動産価値は、時価評価するとどうでしょうか?
固定資産の減価償却は適性に行っているでしょうか?
未収金の回収見込みはあるでしょうか?
様々な角度から一つ一つメスを入れることです。

経理担当者の方も決算書を提出期限までに作成することで精一杯になっています。できれば、早めに作成されて、プロの専門家を交えて決算書の総点検をすることが大事だと思います。

決算書が納税のための一資料とならないように、どう活かして行くのか検討されてみてはと思います。

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