しつこい営業は嫌がられます。しつこい営業だと思われないためにはどうすれば良いのでしょうか?

どの店、どの企業もどのサイトも営業に力を入れておられます。メールや電話でアポを取り、そこから訪問して自社の商品・サービスの案内をかける。その後も追いかけの電話をかけて何とかクロージングへ結び付けようとします。

しかし、この営業方法では、いつか限界が来ると思います。商品・サービスの説明をしながら、お客様と会っているうちに気付くことがあると思います。無理押ししてもしようがなく、何かを変えないと売れないのではと思うはずです。

その気付いたことを新しいビジネスモデルに作り上げない限り、今以上の成果は出ないと思います。自分でプランニングして、上司や会社に報告・提案されるのがベストです。

私も営業を受けている時、この方は商品・サービスを売ろうとされているなぁと思うことがあります。私との会話の中で、次のビジネスチャンスを見つけていただき、次の営業先では磨きのかかったものにされると良いのになぁと感じます。

自分では気付いていないうちに、商品・サービスの押し売りになっているかもしれません。訪問件数を増やしても成約率が上がらない場合、どこかに問題があります。このような状況の時は、今以上に体を使っても成果は上がらないでしょう。

営業マンは商品・サービスを営業するだけでなく、ビジネスモデルを再構築することです。このことに気付いている方は、自分で商品・サービスを作って行かれます。だから、大きな成果を出されます。

この視点を持っているかどうかが大事です。与えられた商品・サービスの案内をすることが営業の仕事ではないです。できる営業とは、小さくても自分なりのビジネスモデルを作ることです。

今の時代、一番嫌がられるのは営業です。「営業お断り」が当たり前のようになっています。お客様から一度説明に来て欲しいというようなビジネスモデルを作らないとこれから先が心配です。

そのためには、もう一度商品・サービス内容を見直し、磨き込みを図ることです。営業方法だけでなく、ビジネスモデルを再構築するための営業会議は行われているでしょうか?それと、良いアイデアが出ない場合は、外部の方の協力が必要かも?

売ると言う視点から創ると言う視点へ転換させることが成果を上げる近道かもしれません。

しつこい営業をせずに成約に結び付けるにはどうすれば良いのか?それが全企業の大きな課題です。しつこい営業から脱皮した時、成果が上がっているような気がします。

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