悪く言えば、遊んでいるのではと思われているくらい。中小企業経営者によくある悩みです。

現場で手の汚れるような仕事をしていないから?
体を動かして仕事をしていないから?
社長業そのものを理解されていなからでしょう。社長業は社長になってみないとわからないと思います。

一緒に汗をかく仕事をしていない人を現場の方々はなかなか理解できないのかもしれません。そこから社長の孤独が始まります。

一所懸命、社長業を行っているのにわかってもらえない。机に座って、新聞や本、業界誌ばっかり読んでいるのではと思われているかもしれません。

仕事とは、実際に汗をかく仕事と頭に汗をかく仕事があると思います。デスクワークが多くなると仕事をしていないように思われがちです。

それを意図的に防ぐ手段を講じて行かないと、従業員と社長の間に溝ができてしまいます。

中小企業では、社長であっても現場へ自分から降りて行くこと、コミュニケーションを取ること、一緒に仕事をする機会を設けることが大事です。

少しでも一緒に汗をかかないと納得はされないでしょう。だから、私の仕事は現場の仕事をすることではないと思われずに、上手に汗をかかれた方が良いと思います。

そうしないと、社内で社長批判が広まって行きます。社長が意図していないところに社長の人物像が行ってしまいます。

世の中に遊んでいる社長なんて一人もいないです。しかし、社長の仕事がどのようなものであるかは外からは見えないでしょう。だからこそ見えるように自分から従業員の方々に近づいて行って、一緒に仕事をする機会を作られることです。

会議やミーティングで一緒になるだけでは同じです。一緒に仕事をすることがミソです。

社内で愚痴も言えず、つらい立場にあると思いますが、従業員との良好な関係作りや従業員に理解してもらうことが、業績向上につながって行きます。従業員を活かす、気持ち良く仕事をしていただくように配慮することが社長の仕事かもしれません。

愚痴が言いたくなったら、他社の社長に甘えるしかないかもしれません。そんな愚痴を聞いてくれる社長を見つけられることも大切だと思います。

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