運もあると思いますが、どんな人と仕事をしたかで人生が変わって来るように思います。

「どんな仕事をすれば成長できますか?」という質問をされます。社会人になってすぐの時や若い時は、やってみたい仕事がたくさん出て来ると思いますが、少しくらい早く自分の希望する仕事ができたからと言って成長にはつながらないのではないでしょうか?

若い時の経験で言えることは、どんな仕事をしたかをいくら並べてみてもそこから成長の足跡は見えてきません。

仕事とは、やはり人に教えられて初めて良い仕事ができるようになります。この教えていただくということが非常に大事です。

仕事を選んだり、希望する仕事を探す以上に、自分を成長させてくれる良き先輩や上司と出会えたかどうかが鍵のような気がします。

たまたま直属の上司の方がそのような人であれば良いですが、そうでなかったとしたら、自分でそのような人を探さないと伸びないのではと思います。

まずは、社内で自分を成長させてくれそうな上司の方を探す必要があります。中小企業の場合は、上司の方でなくても幹部の方や社長でもOKです。

凄い人と一緒に仕事をすること。これ以外に成長につながる訓練はないと思います。

そんな凄い人とどれくらい出会えたか、どれくらい一緒に仕事をさせていただけたかで変わってきます。

3~5年も経つと大きな差になってきます。自分のやりたい仕事を見つけるということも人生の中では大事なことですが、その前に凄い人と一緒に多くの経験を積ませていただくことが必須条件です。

若い人に「どんな仕事をしたいですか?」と聞いた時に、
「○○さん(上司の名前)と一緒に仕事をさせて下さい。お願いします。」
と言えれば合格です。

仕事の内容や中身なんて少々変化しても対応は可能です。しかし、その仕事をこなすための力を付けるためには、良き教師が必要です。必ず社内で一緒に仕事をしてみたい人を見つけて下さい。

やりたい仕事を見つけるよりも一緒に仕事をさせていただきたい人を見つける方が、若い時は大事だとよく言われます。

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