このような質問も結構あります。経営コンサルタントを志望するのではなく、企業の中で経営コンサルタント的な仕事をしてみたいということだと思います。

調査・分析という仕事なら企業内でもたくさんあると思います。

ただし、経営者と一対一で事業の今後のことを考えたり、アドバイスをするということは難しいかもしれません。

経営コンサルタントの本来の仕事は、調査・分析よりも経営者の方が希望する内容のものを提案し業績アップにつなげることです。

まずは経営者の方からの依頼内容ありきです。それがないと動くことができません。押し売りのような形で提案しても上手く行かないからです。

だから、経営コンサルタントの仕事は、生の現場を見られないと本当のところはわからないのではと思います。

ただマーケティング面では、改善・改革や企画などの仕事は携わることができると思います。業務内容的にも経営コンサルタントの仕事と近いものができる
と思います。

大きな違いは、クライアント先の経営者の方や幹部の方の意に添うように提案することです。

もう一つ、マネジメント面の業務となると、その会社の幹部になられない限り難しいかもしれません。

それと会社の中での経営コンサルタント的な仕事というのは、その会社の中だけでの業務になります。経営コンサルタントは、多くの企業様のお手伝いをさせていただきますので、経験と事例の数が多いです。また、クライアント先からの依頼内容も多岐にわたり、企業ごとに組織文化も違うためにかなり勉強になり、成長スピードが早いと言われます。

でも会社の中で経営コンサルタント的な動きをして貢献することも大事であり、楽しいと思います。

後はそのような動きを会社が認めてくれるかどうか、そのような部署があるかどうかだと思います。

コンサルタント業務を社内で行うには、会社から信頼されている、評価されている人になることが第一ステップのような気がします。

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