業界内で問題が生じた場合は、良い機会だと思い、自社の商品や経営のあり方を見直すことが大切です。他人事で終わらせずに、早急に手を打つことです。

何の問題もなく推移するということはないと思います。いろんな問題が今後出て来る可能性があります。

危機管理体制を強化するだけでなく、経営のあり方そのものをもう一度考え直し、整備して行く必要がありそうです。

よく業界内で良からぬ問題が発生すると、自社にも大きな影響が及ぶのではと危惧されますが、それ以上に大事なことがあると思います。今少しくらい売上が下がったとしても、きっちりと見直しを図り体制を整えれば未来が見えてきます。

しかし、何も対策を打たずに、世の中の流れに任せておくとどうなるでしょうか?そうなるともう立て直しが効かなくなります。

それと消費者にとってはプラスになります。問題が発生すると各社、商品に対する基準が厳しくなったり、見直しを図られますので、より良いものが提供されることになります。

このことを繰り返すからこそ、企業は強くなり、お客様は満足する商品を手にすることができるようになります。

また業界内も再活性化されます。問題が生じた時は、逆に大きなチャンスです。対策をしっかりと打ったところと、何もしなかったところでは、1年後大きな差が付きます。

問題が発生した際には、業界基準のようなものを定めて、消費者に理解いただくことが大事だと思います。

何も知らされないまま商品だけが届き満足いただける時代ではなくなってきました。どのようなものを使って、どこで作られたのか、どのような経路でお客様の手に渡ったのかが明確にならないと良い商品とは言えません。

価格に対してもなぜこの価格なのか、それが説明できるよう準備すべきではと思います。

業界内で問題が生じた時、頭を抱えるのか、逆にチャンスだと思うのかで、結果は大きく違ってきます。

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