どの企業、どの店も残業を減らしてきています。昔に比べて時間的余裕が出てきているのではと思います。

余暇時間として楽しむのも良いですが、計画的に時間を使って行かないと伸びなくなるのではと危惧しています。

キャリア抱負なベテラン社員の方なら、残業が減っても上手に仕事をこなされ、逆に効率的な仕事の仕方を見つけられるでしょう。

ところが若手社員は、鍛えないといけない時期なのに、残業がなくなり早く帰社するように指示が出ると会社で仕事をすることができません。上司の監督の元、指示された仕事はできるようになっても、空いた時間を自分を鍛えるために有効活用できるかどうかは意志の強さにかかわってきます。

強い意志や目的志向がないと、仕事がない時には余暇として時間を使ってしまいます。

昔は、残業残業で夜遅くまで残って仕事をして自然と鍛えられて行きました。そのことがあるからこそ、今の地位があるという方も少なくないと思います。

この会社に残って仕事をする時間ですが、1年で計算すると何百時間、あるいは何千時間になるかもしれません。これが0になり、3年も同様な状況が続くとどうなるでしょうか?間違いなく若手の成長が止まります。

残業が減っても自分のスキルや能力を高めるために、自分で鍛えないといけないと思います。自己鍛錬を止めた時、成長は止まります。

おそらくですが、この傾向は続きそうな気がします。気を引き締めて、自分に厳しくしないと、将来が心配です。

いろんな面で豊かになろうと思えば、それだけでの努力をしないといけません。気付いた時には遅かったということのないように、残業が減ったら、その時間を何に使うのか考えないといけない時代が来たように思います。

今厳しく鍛えておけば、未来に夢が持てます。
空いた時間は、自分を高めるために使って欲しいです。

3年経った時、急速に伸びた人と変わらなかった人の差が大きく付くような気がします。

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