よく社長室におじゃまさせていただきますと、色紙がびっしりと壁に貼られているところがあります。過去にいただいたいろんな賞状よりも大事にされています。1枚1枚ラップをかけて埃がかぶらないように大切に扱われています。

何が書かれているかと言いますと、従業員の方の1年間の個人目標や夢です。会社における目標や夢だけでなくプライベートのものも含め自由に書かれています。

社員を育てる上で一番大切なのは、社員が自分で目標設定することです。目標も夢もない人が、良い仕事ができるとは思えません。会社や社長が線路を引いてあげるのではなく、自分がどうなりたいのか明確な目標が必要だと思います。

だから年始に色紙に目標や夢を書いてもらうのは良いと思います。なかなか書けなくて悩む人もいるかもしれませんが、それならプライベートの目標で良いと思います。

車が欲しい、家が欲しい、結婚したい・・・
何でも自由です。
自分が思っていることを書くことです。

社長も過去の賞状を見るよりも個々人が真剣に書いた色紙の目標を見る方が元気になると思います。

社長にとって従業員は自分の息子や娘と同じです。皆の夢がかなうようにサポートしてあげることこそが大きな役割です。

夢や目標で一杯の社長室も良いのではないでしょうか?
まずは、従業員の方々に宿題として出して下さい。そこからがスタートです。

夢や目標を持てない従業員がいないようにすることが、会社として大事なことです。

社長室の壁がすっきりしないと思わずに、色紙で埋めてみられませんか?社長室は、社長がくつろぐ空間ではなく、社員の夢が詰まっている空間にされることが理想だと思います。

夢や目標は、紙に書いて公表しないと成就しないそうです。

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