仕事に慣れてきたり、仕事ができるようになればなるほど、テクニックで乗り切ろうとします。しばらくはそれが通用するかもしれませんが、いつか壁が来ます。

会社も同じで、業績低迷を過去の経験でカバーしようすると成長が止まります。

どこかで大きく変化することが必要だと思います。技術を磨くのは良いですが、常に何か新しいものにチャレンジすることがないと成長はないように思います。

ベテランになればなるほど、テクニックに頼りがちになります。常に変化しないといけないということを考えて業務に当たることが必要だと言われます。

毎日同じ業務内容だとどうしてもルーティンワークになります。中身の濃いものが仕上がる前に、早くでき上がっています。一見良いようにも見えますが、これが危険な兆候です。

過去の財産だけで仕事をしていると大きなツケが回ってきます。定年までとか、最低60歳くらいまでは良い仕事をしようと思えば、いつも何か新しいものを見つけ実践して行くことが大切です。

仕事上、毎年1つくらいは必ず新しいことをやろうと心得ておくことです。実は、私たち経営コンサルタントも同じです。実績を積めば積むほど、過去の財産で仕事ができるようになります。しかし、これを繰り返しているといつか成長が止まり、依頼が来なくなります。

だから、新しいテーマや新しい切り口を探すように心掛けています。

年を取ると保守的になり、自分の守備範囲を自分で決めてしまいます。外から見ると、その方はもっといろんな仕事ができるのではと思われているのに、自分で枠を決めていることがあります。

今自分がやっている仕事は若手に譲り、自分にしかできない仕事を見つけることが良い仕事のあり方だとも言われます。

仕事に流されないように、強い意識を持って業務に当たることが大事ではと思います。

今年は何か新しいものが見つかりましたでしょうか?
テクニックに頼り過ぎないように、注意したいと思います。

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