投資と言えば、通常、補修・改修、リニューアル、機会設備などを想定すると思います。大きなお金がかかるものをあらかじめ予算化して行きます。

ところがこれでは傷んだところを補うだけで、前向きな戦略が見えてきません。企業はこの投資で決まってきます。どこにお金をかけて行くのか、それが大事です。利益を出すことも大事ですが、その利益もこの投資で決まってきます。

例えば、募集採用費などは考えていますでしょうか?良い人材を採ろうと思えば、それなりの経費がかかります。今までと同じようなやり方をして待っていたのでは入ってこないです。

あるいは教育研修費を投資と考え、今以上に強化して行くという場合もあると思います。今の販売管理費の中で厚く予算化するというのも良いですが、強化して行くという意味合いの場合、何%増しというレベルではなく、金額レベルで何百万円、何千万円となります。その場合、やはり投資と考えても良いのではないでしょうか?

また積極的に販促企画を打って行くという場合、これも率ではなく金額ベースでどれだけお金をかけて行くのか別枠で予算化するという場合があります。これも投資と考えて計画する必要があると思います。

投資というと、どうも躯体や傷んだところの補修費というイメージが強いです。それは必要最低限のものであり、事業を伸ばしたり、新たに開拓するというものではないです。

それをどう予算化し投資の中に組み込むかが大事です。

もう、これ以上は投資はかからないと思いますという答えが返ってきますが、それでは将来が不安です。良い意味でお金をかけていかないと事業運営が危うくなってきます。

特に中小企業の場合、活きた投資ができてないのが現状です。なるべく投資を控え、傷んだ場合のみ、その部分を補うといった感じです。何とか壊れなければ、今のままで事業継続したいという思いが強いです。

そのような方は投資について前向きに考えておられません。投資がなければそれだけ利益が出るのではというお考えです。

実際、このような状態が10年も続くと事業自体が疲弊してきます。今利益が出ていないのに、投資はできませんとおっしゃいますが、もし利益が出た時はどうされますか?

あくまでも計画の段階なので、その中でやってみたいこと、必要なものを投資の中に組み込んで考えてみられてはと思います。計画書を作成しいていて楽しいのは、この投資の部分です。

企業は投資にこそ未来があるように思います。

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