最初から奥さんの力は借りずに事業をするんだと決めておられる方もいます。逆に、最初は関わっていなかったのですが、人手がないから助けてもらってそのままズルズルという方もおられます。

組織化、企業化を目指されるのであれば、極力助けてもらわない方が良いと思います。従業員の方も社長がいて、奥さんがいるとなると気を使います。それにどうしても社長に甘えが出てきます。

どの段階になると奥さんにフェードアウトしていただくか、それも企業化への大きな鍵となります。

もう一つは、親族筋の問題です。社内に幹部の親族筋の方はどれくらい在籍しておられるでしょうか?全く駄目だという訳ではなく、頼まれたから預っているという状態が良くないです。しっかりと面談・面接や試験を行い、他の従業員と同じように雇用すべきです。わかっていてもなかなか難しい場合もあると思います。

幹部の親族筋の方が多くなると、こちらも家族的な経営になります。その状態を理想的な形とされているなら良いですが、会社組織にしたいと思っておられるなら見直す必要があると思います。

親族の方が多くなった場合の一番の弊害は、誰も叱ることができないということです。社長も気を使って叱ることができなくなると、会社ではなくなります。

他の従業員と同じように厳しく指導できるかどうか、それが大切です。

企業になるには、他人の集団で事業運営することだとも言われます。甘えの部分を断ち切り、自主自立しないと健全な経営体に近づきません。

他人に任せるのが怖いと思っている段階は、まだ個人経営の状態です。例えば、経理や金庫番を自分でやったり、奥さんがやらなくて他人に任せるようになったら第一段階クリアです。

どんな会社にするのか、それは人それぞれ違うと思います。いろんな事情があり、理想通りにならないこともあると思います。でも他人の目は同じです。個人経営なのか、会社経営なのか判断されます。

それも踏まえた上で、理想とする会社に近づけて下さい。
他人の力を借りて事業をするようになったら一人前という言葉は当たっているように思います。

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