先日、洗濯機の調子が悪く購入しました。担当者の方が、手際良く設置作業をしてくれました。その後、無事、設置工事が終わり、サインを求められました。ここまでは普通だと思います。

そこから今度は、「今回の設置工事につきましてできれば評価をいただきたいので、このハガキにご記入いただいて投函お願いします。」と言われました。

会社としては、なかなか設置状況や接客態度などはわからないと思います。現場の担当者の方に任せっ切りのところもあるのではないでしょうか?

それでは、どんな仕事をしているか見えてきません。おそらくそれを回避するために、設置が終わった後に必ずハガキを手渡し、記入してもらうルールにされているのでしょう。

ハガキには会社名だけでなく、担当された方の名前が書かれています。ご本人とすれば評価される側ですので緊張すると思います。でもこのハガキルールで会社から見られていなくてもさらに良い仕事をするように励まれるのではと思います。

またこのハガキの内容から、担当者の方を評価することも可能だと思います。仕事ができることはわかっていても実際お客様のところでどのような仕事をしているのかは、お客様しかわかりません。お客様の声を真摯に受け止め、今後の仕事に活かすことができます。

今まで色々、電気屋さんにお世話になりましたが、このような経験は初めてです。仕事の質がかなり上がっているのではと思います。

作業スピードは当然速いです。
それと、ごみ処理が素晴らしいです。どんな小さなゴミでもポケットに入れたり袋に入れたりして、お客様に迷惑がかからないようにされています。設置が終わると綺麗な状態になっています。

こちらがごみを処理する手間が全くないです。これも教育だと思います。
ごみを置いて行かれるほど嫌なものはないです。

BS・CSの映りが悪かったのも手持ちの配線で直していただき、地デジ対応で買い換えて、いらなくなったテレビまで持って帰ってくれました。

「後、何か直しておくものありませんか?」とおっしゃいます。
プロの仕事をされているなぁと思いました。

電気関係で困っていない家はないと思います。どんな小さなことでも何か問題を抱えているはずです。それを解消してあげるのが本来の仕事と考えているのかもしれません。

見ていて気持ちの良い仕事をされます。
1枚のハガキでそういう人材が育ったかどうかはわかりませんが、本人の意識付けのためにも良い取り組みだと思いました。

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