原価率は何%でしょうか?
これでほぼ決まると思います。通常営業と同じ原価率だったり、やや低くなっているというのが普通かもしれません。

しかし、通常営業より儲けようと思っていると次が上手く行かなくなります。お客様の足が遠のきます。

宴会などは率ではなく、金額で把握した方が良いです。できる限り多く現金をいただき、資金繰りを楽にする。だから最初から儲けようと思ったり、机上の計算で営業をしていると思い通りには行かなくなります。

以前、クライアント先の焼肉店でこんなことをおっしゃっていました。
その店の奥様いわく、「年末の忘年会だけは、原価率は50%近くかけてお客さんに喜んでもらいます。」とおっしゃいます。

ところがその奥様、昔、手痛い失敗をされたそうです。それは、忘年会なので、何の告知もしなくてもお客様が来てくれるので、原価率を下げて商品提供を行ったそうです。その年の年末の数字はかなり良かったそうですが、年を明けるとお客様が来なくなったそうです。

お客様は知っています。すぐに次の来店につながらなくても翌年の忘年会、必ず来てくれるそうです。あの時のメニューの印象が忘れられず、得した気分になられたのだと思います。

お客様にとっては原価率1%くらいの差は、見た目でわかりません。おそらく5%上げたとしても見た目では変わらないのではないでしょうか?それをあえて50%近くまでかけると、「えっ!これは凄い!私ら得したなぁ」と思われます。
そのくらい、やらないと効果がないとも言えます。

別に経費をかけて販促を行わなくても宴会時にお客様をビックリさせるようなものを出せばリピートされます。それに今、一番苦戦しているのは宴会のお客様が減っていることです。だからまとまって売上がないです。ますます厳しくなります。

こんな景気の悪い時ほど、常識を打ち破る原価率が必要かもしれません。
宴会客が欲しいなら、宴会の原価率を通常営業よりも上げることも考えられてはいかがでしょうか?

当たり前のことをしていると中小企業や個人店は勝てません。営業する前から儲けようとする企画なんて当たらないと思います。原価率のあり方、もう一度考え直されても良いのではないでしょうか?

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