今の時代、販促費は削減対象。少しでも切り詰めることはできないか、皆さん模索されています。しかし、事業運営を行う上で販促費を0にしてしまうと新規顧客が取れなくなります。

考え方はいろいろあると思いますが、業績悪化をしている企業や店の原因の一つに活きた販促費を使っていないところがあります。利益が出ていないので販促費を使うことができないとか、あるいは活きた販促費そのものの使い方をご存知ないといった感じです。

売上に対して1~2%くらいが販促費としての適性数値と言われています。販促をカットするだけでなく、中身を精査したり、新しい集客方法を考えないといけません。

そうすると一つの答えが見えてきます。販促費を使ってお客様集客やクライアント獲得に直接影響があるものしかお金を使わないという基準を設けられては
いかがでしょうか?

例えば、会社案内やパンフレット(金券などが付いていないものを想像して下さい)などは、ないよりかはあった方が良いくらい。今の時代ではネット上のホームページやパソコン・iPad画面で説明できます。何も紙媒体にする必要がないです。

また新聞折り込みチラシやポスティングチラシも少しは効果が見込めますが、どれだけ反響率があるか読めなくなっています。昔は3%くらいとよく言われましたが、今は0.1%以下のようです。それくらい反響率が落ちていますので、販促費を使ってまで、わざわざ実行するものなのかどうか検討する必要があります。

逆に私がおすすめなのは金券です。お客様にとっては金券はお金と一緒大事にされます。それも無作為ではなく、手渡しですから反響率はかなり上がります。
実際の商品やサービスを値引かなくても金券を持ってお越しいただける確率が上がります。

同じ10万円のコストをかけるなら少しでも反響率の高いものを選択されると思います。

また金券の金額もお考え下さい。100円、500円くらいでは重宝されません。お客様がいただいて、大切に保管しようと思うくらいの金額が理想です。でも店に魅力がないと意味はないですが・・・

何に販促費を使うか?一番大事な課題です。限られた予算の中で、反響率の高いものを狙われてはと思います。

伸びている店は販促費が0ではなく、適正な販促費を使っておられます。再検討されてみてはいかがでしょうか?

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