とある会社での話。休日でオフなのに、召集令状が・・・
日曜日の20時に集合の召集令状もあるようです。

何をやられているかと言いますと、電話プッシュです。お客様がご自宅にいる時間を見計らって電話です。業種にもよると思いますが、お客様は昼間は遊びたい、自分の好きなことに時間を使いたいと思っておられます。だから帰宅された時間を狙い撃ちです。

特に日曜日の夜は間違いなく帰宅されます。お客様さえOKしていただければ、都合の良い時間帯に電話します。

自分や会社の都合の良い時間に電話をしても迷惑がられるだけです。営業成績を上げるなら、お客様の都合の良い時間に電話すべきです。

この「お客様の都合の良い時間帯」というのも会社の営業時間内という意味ではないです。24時間いつでもお客様のご都合の良い時間に電話させていただきますという意味です。

本当に皆さん苦戦されているようです。必死です。何とか数字が欲しいと思えば人と同じことをしていてはダメです。

朝一番から電話を掛け続けてもどれだけのお客様が電話口に出られるでしょうか?

営業時間内に電話をしているだけでは成績につながりません。それを知っている会社は、昼間休み、夜に集合をかけて一斉に電話です。この方が断然効率的かもしれません。

どこまでお客様の都合に合わせることができるか、それが鍵です。ピンポイントで商談ができる時間を狙って下さい。

日曜日の夜に灯りの付いている会社は、ひょっとすると業績を伸ばされているかもしれません。

留守で良かったと思っていたらたいへんです。留守の時間帯に電話をして、仕事をしているふりをしないように!

家に全く帰らないお客様はおられません。どこまでお客様に合わせられるか、それが企業にとっての大きな差別化要素になります。