私の経験の話ですが・・・
クライアント先の社長が、駅や空港に出迎えに来られます。そこからクライアント企業の本社へ。

その間の道中がたいへんです。最初は時間が持ちませんでした。帰りも同じ。何かと言いますと話題に困るのです。若いのに年配の社長と話を合わせないといけません。3分や5分なら良いですが、10分以上になると苦戦します。

でもこのことを繰り返す事によって鍛えられました。お客様と何時間でも話ができるようになりました。極力、話題が豊富になるように色々情報収集もしています。

プロとしてはお客様を飽きさせないこと。いろんな話題で楽しませること。
社長に代わりを寄こさせるのでなく、社長自らが迎えに行き、いろんな話を聞きたいと思わせることが大事です。

それが信頼関係につながります。少しでも何かを引きだしてやろうとされることです。

お客様とどれくらい会話ができますでしょうか?なるべく早く終わりたいと思って逃げていると成長しません。

この訓練が一番実になると思います。情報を集めようとしますし、貴重な情報をいただけます。

相手を飽きさせないと、そうすると向こうから今度は声がかかるようになります。営業、営業と言葉では言っても会話ができるかどうか心配です。

趣味も違い、年齢も違うお客様とどれだけ会話ができるか、それが社会人としての力の評価だと思います。

社内で無口で一所懸命頑張っていても花開きません。話が出来る、相手を飽きさせないことが一番の武器です。

何の資格も持っていない私が経営コンサルタントの仕事ができるのもお客様と飽きさせず、会話ができるからかもしれません。

是非、飽きさせずに会話が出来る人になって下さい。おそらくそのような方が成功されると思います。