昔は、一人前の営業マンになろうと思えば、ゴルフかお酒を覚えなさいとよく言われました。

ところが、最近の若い方を見ていると懐が寒いのかゴルフをされる方は少ないです。お酒も昔のように飲む方はいません。ビールは飲まず、最初からカクテルやチューハイ。日本酒や洋酒に至っては、全く口にしない方がほとんどです。

この状態で無理矢理ゴルフやお酒を進めても楽しくないと思いますし、腕も上がらないでしょう。彼らに合った新しいものが必要な気がします。

その一つがネット上での友達づくり。これは、年配の方では勝てないと思います。メールは生活の一部、メルマガやブログ、ツイッターと様々なことをやっています。

ネットで取引先が増えるのか!と目くじらを立てないで下さい。
人それぞれ、時代に合ったやり方があると思います。苦手なことをやっても身に付きませんし、モチベーションが下がるだけです。

それなら興味のあることをさせて、成果を上げるようにサポートしてあげても良いのではと思います。

大手企業では、全社員がツイッターをやることを義務付けているところがあるくらいです。おそらくその可能性をご存知だからでしょう。

ただし、成果を上げるために実施することです。興味本意ではなく、お客様を獲得したり、情報収集の武器として活用することが大事です。そのような意識を持って積極的に頑張っていただければ、今までネット対策ができていなかった会社に新しい風を吹かせることになります。

飲めないお酒のお付き合いほどつらいものはないです。それなら早く家に帰っていただき、パソコンと格闘してもらってはいかがでしょうか?

業務の一環として、必ず進捗状況だけはチェック・確認して下さい。

もうゴルフやお酒の時代ではなくなってきているような気がします。彼らには彼らのやり方があるのではと思います。認めてあげて下さい、新しい営業方法を・・・

全く違った形でのアプローチですので、上手く行けば新しい顧客を獲得する可能性があります。

これからのできる営業マンの条件に、ネットの活用が加わるような気がします。