クーラーの設置時間も顧客満足度に入る?

先日、クーラーを買い換えました。指定した日に取りつけてくれるのは当たり前ですが、設置時間がどれくらいかかるのか気になります。

結局朝9時前に電話があるとのことで、待っていました。取り外し、取り付け作業が順調に進みましたが、終了時間は12時を少し超えていました。本音では、もっと簡単に時間もかからないのではと思っていました。

皆、忙しくなっています。お金以上に時間を大事にする国民になっているような気がします。購入時に小さな追加工事があるかもしれないので、少々お金がかかるかもしれませんと言っていただきましたが、時間のことはアナウンスなかったです。

購入時にお金の確認をするのは当然ですが、時間の確認も大切ではと思いました。どの事業であっても今後、時間に関してお客様ニーズが高まるでしょう。時間そのものが差別化になる時代です。

「時間」について差別化戦略を考える必要があるように思います。価格戦略だけでなく、時間戦略です。

例えば、ホテル・旅館の朝食時間は通常7時からですが、それ以前にチェックアウトする方へのサービスや時間変更も考えるべきです。

居酒屋でも21時以降の宴会を呼び込む戦略を行っています。昔のように17時や18時にお客様は来てくれません。仕事が終わって、やっと飲めるのは21時を過ぎてから、会社関係が多いところなどは22時からの宴会です。営業時間そのものを17時オープンから18時や19時オープンに変更されているところもあるくらいです。

皆ないのは、お金だけでなく、時間もないです。
時間について考慮すべきでは?

お金を出してでも自分の指定した時間に行って欲しいと思っておられます。同業者が着目していない時間帯が穴場です。

お金以上に時間をマーケティングすることが大切なような気がします。