最近、問い合わせが多いです。
時流なのでしょうか?
外部の方を招いての研修会の企画。

新人教育に管理者教育、ビジネスマナー研修などなど・・・

景気はかなり悪いと実感していますが、問い合わせは今年になってから多くなっています。企業に余裕が生まれてきたのか、必要なので企画されているのか?

ただし、今私どもに来ている相談案件は、どうも総務担当者の方からが多いようです。おそらく危機感をお持ちなのでしょう。社内で企画実施するにしても講師を務める人材が見当たらないのかもしれません。

新商品や新サービスで競争力を付けるだけでなく、社内体制の充実、社員教育の充実で内部を強くすることが再認識されている感じです。

新商品や新サービスだけでは一過性の成長に終わります。中を強くして行かないと利益体質の企業になりません。

おそらく総務部や人事部の方が、人材教育へ力を入れる時期だとお考えなのでしょう。

昔はこの手の教育企画というのは、経営者の方からご依頼を受けることが多かったです。外部の第三者の方から見て、世の中のあるべき姿を教えてやって下さいというご依頼です。

そのギャップが自社の弱点であり、今後詰めて行かなければならない点だと思っておられます。だからなるべく早くその弱点を見つけ出したいとお考えでした。

ところが最近へ目先の売上の方が大事なのか、教育に関しては経営者からの依頼は少ないです。やはり、業務改善で数字や結果を出すお手伝いが多いです。

いずれにしても教育は費用と時間の計画をしっかりと組んで、疎かにしないことです。実施しないと2年後、3年後にかならずツケは回って来ます。

必要だと思った時だけでなく、経営の中の中核を占めるものと認識し、事業計画の中に必ず組み入れることです。

教育体系と会議体系がない会社に成長はないと言われます。経営計画書で大事なのは売上計画でも損益計画でもなく、教育体系と会議体系で3年後が決まると言うかたもおられるくらいです。

教育研修の企画は、常に考えておく必要があると思います。