稼げば稼ぐほど、会社に貢献するほど、人として成長して欲しいです。
しかし、現実的にはそうなっていない場合もあります。

数字を稼ぐには技術力を磨けば身に付きます。コツをつかむと数字を稼ぐこと
はできるようになります。面白いくらいに稼げるようになることもあります。
そうすると数字に目が行ってしまいます。

数字を人よりも稼ぐようになると、自由の芽が顔をのぞかせてきます。それが
我が儘に変わって行くこともあるようです。

正直、どの会社でも一番稼いでいる人が問題児になりやすいです。どこかでブ
レーキが必要です。

会社としても数字だけ稼ぐのではなく、人間として成長するよう指導すること
が大切だと思います。稼げるようになると役職も付け、給与も上がると思いま
すが、その分社会的責任も発生していることを認識させることです。

それとどんなに頑張ったと言っても周りの方の協力や助言もあったはずです。感謝する気持ちがないと、成長し続けることは難しいのではと思います。

特に急に稼ぐようになった場合、処遇について相談があります。どこまで上げて良いのかわからないとおっしゃいます。

給与や報酬面は、会社が支払える範囲内なら問題ないと思います。ただし、役職をどこまで付けるかは大きな課題です。課長職以上の管理職にする場合は、個人の成績だけでなく、若手の面倒を見たり、会社にプラスになることを何か自主的にやっているかどうかを見て判断した方が良いと思います。

それともっと大きな課題は、その方が社内で一番稼ぐようになった場合、果たして部長や本部長にしても良いものかどうか悩まれます。

基本的には、稼ぐだけの人を部長にしない方が良いと思います。中小企業の場合、組織図は綺麗なピラミッドにはならないです。部長職が空白でも良いと思います。

稼ぐだけの人に役職を与えると、会社が変な方向に行き、秩序のない会社になる可能性もあります。

会社は売上だけではないです。長期的にどのような会社にして行きたいのか、方向性や指針を示されてはと思います。

うちに必要としている人材は、このような人ですと言えるかどうか?

稼ぐ人への処遇の仕方で会社は変わってくると思います。