作った数値資料を見るだけでは意味がないです。そこからは何も生まれてきません。数字以上に、腹を割って、本気で会社を今後どうするのかという話し合いが必要です。

それも一刻も早くやった方が良いのですが、どの企業様へ訪問させていただいてもこれが後回しになります。土壇場にならないと開催されないというのが実態です。

理想は、この話し合いの場を一番最初に設けることです。この話し合いからしか答えは出てこないからです。

社長一人が頭を抱えておられるのをよく見受けますが、会社の建て直しには従業員の力が必ず必要です。助けてもらわないといけません。

かなり厳しい局面に出く合わすこともあるかもしれませんが、本音で皆が意見を出す場が大切です。

計画書や数字に何の意味もないものを作ってもしようがないです。皆が納得するまで議論を繰り返して欲しいです。

逆に、会社がピンチにならないようにするには、この本音トークを頻繁に行うことです。

ただし、幹部社員からは切り出せないと思います。だから社長が声をかけられて、今日は本音で話し合いをしようというふうに持って行かれることです。

会社が徐々に大きくなり組織が出来上がってくると、いつしか良い意味でのセクショナリズムが発生してきます。自分が一番正しいんだ!と皆思っています。それを解きぐすためにも本音トークは積極的に開催されて欲しいです。

窮状に陥られている会社ほどやられていません。開催も未定です。
こちらから、やられませんかと促して初めて腰を上げられます。

早期に越したことはないです。
窮状だからこそ本音を吐きださないと前に進みません。
また上手な経営者ほど、従業員の本音を聞き出すのが上手です。

本音トーク最近やられていますでしょうか?
ガス抜きをしないと会社も上手く運営できないと思います。