幹部の方はいつもヤキモキ。。。

伝えたつもりのことが違った意味合いで現場に伝わっているということがよくあるようです。組織が大きくなったり、従業員数が多くなったりすると、どうも上手く行かなくなってくるようです。

変な噂が一人歩き。

社内連絡ならまだ良いのですが、大事な通達が漏れていたり、曲解されていては困ります。コンプライアンスの遵守度は、この伝言ゲームが守られているかどうかでわかります。

まだまだ自社では怖いと思われる方は、通達はすべて社長の口から伝えるべきです。他人の口から伝わると、意図したものとは違った伝わり方をするものです。

あるいは、間違いないのは文書で通達すること。書いたものを残しておくことです。

言った、言わないが一番良くないです。聞く方も聞いたかもしれないが、確実には返事をしていないということが多々あります。忙しい中での伝達ですから間違いも当然あります。

だからこそ、メモ癖が大事になってきます。上長や上司から言われたことは返事をするだけでなく、その場で即、メモを取ることです。そうすると間違いも少なくなります。単純なことですがそれが大事です。

真面目だとか真剣に仕事に励んでいるとかというのとは別問題です。
仕事の仕方に問題があるのです。人から言われたことはメモを取ること。上司からの指示だけでなく、お客様から言われたことも必ずメモっておくことです。

その癖付けが守られた会社が初めて、コンプライアンスの規定を設け、遵守できるのです。

だからメモ癖の付いていない会社の勉強会の講師をしていると、危険だなぁと感じることがしばしば。

小さなマナーや癖付けができているかどうか。
会社はそこから始まるような気がします。