これって話が逆転しています。
予算計画を作らないから、余分なお金が出て行きます。

予算がないので、取れないので計画は作っていません。ありません。
という答えがしばしば返ってきますが、それでは永遠に黒字化は難しいでしょう。

予算がすべてです。予算ありきです。
予算を立てないと、目標設定ができません。各部署からの予算数値をあげて
いただき、予算会議を行うことが理想です。

また、教育研修費などもいくら使うのか、予算がないと適正数値を出すことができません。効果的に効率的に行うためにはやはり予算は必要です。

たまに予算をお作りになっていない会社や事業があります。事業規模が大きくなってもその日暮らしで、日銭を稼いでいるような状態では、経営は安定しません。

誰も何も言わないから予算はない?
予算計画が経営計画のすべてと言って良いくらいです。可能、不可能は別としてこの予算を練り上げることが会社の力になります。

会社側からの一方的な予算数値の通達もあまり良くないと思います。現場の方との数字の刷り合わせが必要です。

予算数値を見ながら達成度を図る体質を作って行かないと、社員は成長しません。管理職も育たないでしょう。

予算は、社員教育の一環でもあります。個人の予算数値も自分で作らせることが大事です。見込みはどうやって想定するのか、実際に予算数値達成のためにどのような動きをするのか、上長の指導が必要です。

どんな予算計画書を作っているか、個々人の予算数値はどうなっているかでその会社の体質がわかります。

予算のない会社に黒字化はないとも言われるくらいです。
予算重視の経営体制へと変換することが大切なようです。

まずは予算ありき。
経営の立て直しは予算づくりからです。