人には誰でも他人に言えないような恥をかいたことがたくさんあるはず。
それが今の糧になっているのではないでしょうか?

過去の失敗が今になって活きているような気がします。逆に今まで失敗もせずに順調にこられた方ほどたいへんなようです。大きく時流が変化しているにも関わらず対応ができていません。過去の延長線上での改善でなんとかなるだろうくらいで終わっています。

過去の失敗経験が危機管理体制を強くします。失敗したことが、今になって良かったというお話をよく聞きます。

どれだけ成功したかではなく、どれだけ失敗を繰り返してきたか、それが大事だと思います。取り返しのつかないような失敗ではなく、小さな失敗、他人に言えないような失敗。その時は非常に苦しかったかもしれませんが、その経験があってこそ今があります。

人でも事業でも大きな失敗をして立ち直れないのは良くないですが、失敗を怖がらず、小さな失敗は常にあった方が良いのではと思います。

失敗からしか成長しないのでは・・・

食事をしながら過去の成功話を自慢げにすることはないです。ほとんどが失敗談です。周りの方の失敗談を聞いて、自分を戒めます。本当に失敗談は勉強になります。

コンサルティング案件の話でもなぜその企業の業績が悪化したのか、その原因追求に話題が行きます。

成功はいろんな要素がからみあって初めて起こります。これといった原因を絞るのは難しい場合がありますが、業績悪化は原因が明確にわかります。

その悪化原因をインプットしておくだけでも今後の対処が違ってくるでしょう。

失敗談論議をなさっていますでしょうか?
そのような話が聞けるからこそ未来を予測することができるのではと思います。

過去の失敗を未来への糧にしたいと思います。

成功してきた方もうまく行ってきた人も何でも良いですので、小さな失敗を思い出して下さい。必ず何かあるはずです。

他人に見せれない脛の傷の数だけ、成功するような気がします。