例えば、平日と土日では客数が違うはずです。平日を基準として仕事をしているとたいへんなことになります。

特に土日は忙しい、忙しいと愚痴が出ます。
しかし、頭の中や行動を変えていません。それでは、忙しい時に通常以上のクレームが来ることになります。

どこに照準を合わせるかですが、常にピーク時対応できる頭と行動が必要です。

暇な状況に慣れてしまうと、いざお客様が来た時に対応できません。
昨年の秋以来、リーマンショックでどの業種も客数減です。ところがちょっとお客様が多いなぁと思ったら対応ができていません。

みすみすチャンスを逃しています。
お客様が来られた時が一番大事です。その時の対応如何で業績は決まって来ます。

どう教育するかで業績は本当に変わります。永い間、暇な時を過ごした従業員を教えることほど難しいものはありません。

お客様の数が1割増えただけで、社内クレームです。人を入れて欲しいと言ってきます。

今の現状の1.5倍くらいお客様に来ていただいてやっと利益が出るくらいではないでしょうか?ちょっとお客様の数が増えたからと言って増員していたのでは話になりません。

忙しい時にどう対応するか、それを教えるのが上司の役割。
だれ切った組織では、業績の向上が望めないです。忙しい時にあんなに頑張ってくれていたのに、今ほんの少し忙しくなっただけで愚痴が出てきます。

少ない人数でこなす癖付けが必要です。もう前に戻すことはできません。忙しい時の頭の切り替えをどうするのか大きな課題です。

忙しい時をどんどん経験させて下さい。
忙しい日にシフトに入ってくれる人の評価を上げて下さい。

景気が底を打とうとしています。今の人員で、客数が増えれば利益が出るはず。
固定費の削減には限界があります。後は現場のモチベーションアップにかかって来ます。

ギアの入れ替えで業績が変わってくるのではないでしょうか。人を増やさずに、どう回すかが鍵です。

非常時代対応の従業員教育で差が出来そうな気がします。