1日の売上の売掛比率が50%を超えるとどうしても苦しくなります。

知らず知らず、徐々にカード化が進んでいます。
簡単にカードが切れます。便利です。
今後ますますカード化の流れが進んで行くと思われます。

しかし、企業側としては入金が1カ月以上遅れることになります。
何らかの対策が必要です。

なるべく現金でいただけるように仕掛けていかないとズルズルと入金が遅くなります。意図的に現金をいただける対策を講じるべきです。

例えば、現金でお支払いいただくと、その場で購入金額・支払金額の10%のクーポン券を自動で発行するなどして、お客様にメリットがあるようにしたいです。

1日終わってレジの釣銭を勘定してもお金が少ないってことはないですか?
お店側までカードの方が釣銭を勘定しなくて良いから楽だ!なんて思わないようにして下さい。

逆に必ずお客様に一声かけて、現金をいただくようにされてはと思います。

景気が悪いのに、現金が少ないとますます資金繰りはたいへんになってきます。

ところが企業側も外への小口の支払いの場合、カード切られるところが徐々に出てきているらしいです。これは賢い方法かもしれません。手元に少しでも現預金がある状態にするために、皆あれこれと知恵を絞っているのでしょう。

景気が悪くなると個人の方でも手持ちの現預金の残は少なく、カードに頼る傾向がますます強くなりそうな予感がします。

その前に手を打つ必要があります。
黒字倒産なんてことが本当に起こってしまいます。

中小企業は、日々の現預金の残高が一番大切です。

カード化の流れを自社だけでも止めて下さい。
現金支払いにメリットを付けることが今後事業において大切なことかもしれません。