「隣の方にはお茶が出ているのに、私たちには出ないのぉ?」

間が悪かったのでしょう。
その女性の方は喉が渇いていて、飲み物が欲しかったらしいです。
このような場合、クロージングに苦戦します。

商品そのものに対するクレームは修正が効きます。
しかし、ちょっとしたサービスや気遣いのなさは、致命傷です。
フォローしてもなかなか納得していただけない場合があります。

完璧な商品でも落とし穴はあります。
日曜日に混んでいる時間帯ほど、気を使う必要があります。

担当者だけでなく、全スタッフで気遣いを徹底しないといけません。

当日の連絡では、抜けがあります。
事前のミーティングなどで伝達が必要です。

また、それだけでなく、幹部会議の一番の議題にされても良いくらいです。
客単価が高い商品ほど、逃がすと大きいです。

経費の問題ではなく、お越しいただいたお客様には徹底してお茶出しをすることを社内で徹底化されてはいかがでしょうか?

お茶1杯が、クロージングに結び付きます。
お客様は、商品に対してはいろんな情報から判断されていますので、当日は確認だけなんでしょう。

商品以外の部分での対応力を付けないとクロージングに結び付かないようです。
現場責任者の方の責任だけでなく、このことは社風や経営理念につながるのかもしれません。

お茶を出す文化。
当たり前のことが、クロージングに大きく左右する時代なのかも・・・

お客様を気持ち良くさせることが一番大事です。
いつも緊張感を持ちながら、ミスのないように、お客様から目を離さないことをスタッフに教育することが必要なようです。

お茶1杯があなたの会社の業績を変えるかもしれません。