近隣の食品スーパーのチラシには、最近気づいたのですが地図がありません。
ということは、新規のお客様獲得を期待していない?

昔、チラシを作る際には、タイトルと店名、地図が大事だ!
と教えられました。

それが紙面の中では徐々に小さくなり、最後にはなくなってしまいました。
地図がないということは、そのお店をすでに知っている方への案内ということになります。

既存のお客様へのご案内?
競合が激しく、商圏がかなり小さくなっているのはわかりますが、既存のお客様だけで大丈夫なのかなぁとちょっと不安になります。

でも無理して遠くへ巻いたり、新規を取ろうとしてもなかなか取れないのでこの戦略になったのでしょう。
本当に、地図のないチラシが多くなりました。

配布エリアを狭めて、確実に数字を稼ぐ。
その方が効率的なのでしょう。

逆にしっかりと地図や営業時間が掲載されているものがあります。
それは、ネット上のホームページです。店舗紹介は、断然、こちらの方が情報量が豊富です。

チラシを見て興味を示した方は、ネットで確認するという行動を取るかもしれません。それに店舗ごとに営業時間が違っていたり、扱い商品も一部違っていたりします。それらすべてをカバーするには、ネット上が一番です。

地図をカットした分、商品を掲載できます。タイトル部分も小さくなっています。昔は強烈なタイトルでお客様の眼を引いていましたが、これも効かなくなっています。単品ごとの価格が、自分の想定している価格よりも安くないと
手を出しません。

色校もカラーでなくてもよくて、商品そのものの価格が勝負のようです。

最終的には、お客様は商品を買いに行くわけですから、それ以外の情報は小さくて良いのかもしれません。

チラシも店の都合から、お客様の都合を考えて作る時代になったような気がしました。