どこへ行っても勉強会前に社長に呼ばれます。
「武内さん、世の中が厳しいということを話して下さい。うちの従業員はわかっていないのです。外部の方から言ってももらわないとピンとこないのです。」
とほぼ同じことを皆さんおっしゃいます。

社内にいてはなかなかわからないのでしょうか?

新聞くらい読んで世の中のことを知って欲しいというのが希望のようです。
新聞もニュースも見ないでは、日々作業をこなしているだけになってしまいます。

給与カットや降級・降格も普通にあるのだということを認識しないとたいへんなことになると思うのですが・・・

全国を回っている私のようなものがいくら厳しいですよと言っても身近に感じられない方が多いです。なんとなく今のままで変わらないのではと思っておられます。

しかし、現実は違います。
会社がずっと今のままで残っているかどうかなんて保証はないのです。
事業が縮小することだってあります。まして自分が残っているかどうかもわからないはすです。

危機感のない職場ほど怖いものはないです。社長があんなことを言っていてもうちの会社は大丈夫だろう。では、おそらく、そのような会社は10年後残っていないでしょう。

危機意識は、周りの会社が危機的な状況になって初めて気付くのかもしれません。でもそれでは遅いです。

手を変え品を変え言っていくしかないです。
私もテキストにしたり、熱弁をふるったり、いろいろしています。

結局のところ、自分の給与が少しでも下がらない限り、会社は大丈夫と思っている方が多いようです。

でも会社の資金繰りは火の車です。
1円でも稼ぐという従業員が出てこないと、会社は変わらないでしょう。

厳しさというのは、自分の給与が減ることではないです。会社そのものの存続がかかっているのです。

厳しさを持たないと職場がなくなるというくらいの考えがあっても良いのではと思います。