まず自分が絶対に怒らない。
それがコツ。
自分が怒った瞬間負けです。

顔に出してもダメです。
それが交渉には大事なこと。

自分のことよりも相手の受け取り方を考えること。
自分が先に怒ってしまっては、もう負けです。

それとどんなことがあっても相手を怒らせないこと。
相手を怒らせると交渉にならないです。

自分が先に怒る方の特徴は、自己顕示欲が強い方です。
自分がどう考えているかよりも相手がどうか考えているかの方が大事です。
それをどうやって引き出すか?

交渉術は、相手の気持ちや意見を引き出すことです。

いつもじっと我慢して、自分の言いたいことを言わないこと。
相手の言いたいことを言わせること。

それが経営では大事なことです。
銀行さんにもこちらの腹をわからせないように、考えていることを言わせる。
そうすると必然的に主導権を握れることになります。

伝え上手ではなく、やはり聞き上手がベストです。

常日頃から自分の腹を知られないようにする訓練も必要かもしれません。
交渉術を上げて行かないと、経営上手にはなりません。

皆さん口では言いませんが、業績の良い会社の社長ほど交渉が上手です。
商品やサービス以上に、経営者は交渉術の腕を上げる必要があるように思います。

特に、銀行との駆け引きの場では大事です。
身に付いた瞬間、業績も上がっているのではないでしょうか?