混雑時の対応で店の力がわかる?

混雑時が一番大事です。
一人の行動如何でお客様を逃がすこともあります。
どんなに忙しくても混んでいてもお客様を絶対に怒らせないことです。

バタバタと自分勝手な判断が、お客様を逃がすことにつながります。

特に、混雑時にお客様に席の移動をお願いすると必ず怒って二度と来られなくなります。食事中に席移動はないと思いますが、食後やお食事前に変わっていただくというのも慎重にやらないといけません。

黙っていても飲食店では、席が空いて行きます。順次、召し上がっていただければ席は自然と空くのです。椅子や机を運びながら右往左往する必要はないです。

落ち着いて対応すべきです。

それと気になるのが、誰もが個々人の判断で動いている店です。だから対応がまちまち。これでは、売上は上がらないでしょう。見えないクレームの山でお客様は減って行くと思います。

混雑時は、リーダーさんの判断に一任することです。良いと思った自分勝手な判断は慎むこと。

朝礼やミーティング時でも確認しておくべきです。

慌ててしまって、何とかお客様を席に着かせようとしますが、それが逆効果。
慌てずに、順番に処理すれば済むこと。
経験のない方がホールにいると余計に混雑の原因を作ってしまいます。

飲食業で一番大事なのは、味よりもお客様を怒らせないこと。

お客様を怒らせるともうその店は利用されません。
味ではないのです。
そのことをスタッフに教育することです。

不慣れな方もおられるでしょう。しかし、お客様を怒らせては話になりません。
席を立ったお客様に申し訳ございませんと言っても振り向いてくれません。
その瞬間、お客様を一人逃がしたことになります。

お客様を怒らせない商売のあり方を考える必要がありそうです。
小さなお客様の怒りが、店の数字に表れてきます。

逃がした魚は帰ってきません。もう一度、スタッフ教育を見直して下さい。
何かあればリーダーさんの判断に委ねる。勝手な判断は絶対にしてはダメ!

簡単なことのようで、難しいのでしょうか?