経営者発想で頑張って下さい。
そういう意識で仕事をして下さい。
それが中小企業では一番大事なんです。
と・・・前職では教わってきました。

間違いではないと思います。
でも経営者発想できる方がどれだけいるか?

起業しようとする人と会社のベクトルは自ずと違ってくるはず。
そのような人を会社に留めることが可能でしょうか?

優秀な方の離脱が組織では一番恐れること。
いつも優秀な人は組織内に囲っていたい。

起業しても成功している人は限られてきます。大手企業の看板がないと仕事が取れないということもあるでしょう。

会社と個人の関係を見直すことが大切かもしれません。
会社は人で成り立っています。優秀な人材が居て初めて業績を伸ばすことができます。

優秀な人材ほど組織から逸脱している場合があります。それを否定すると人材は流出していきます。だから優秀な人材が自由な発想で仕事ができる環境を作ってあげる必要があると思います。

単なる組織人ではなく、組織な起業人のような形で会社に優秀な人材を留めておくことです。大きなリスクを背負わなくても企業の中で起業できる仕組みや体制づくりが必要です。

新規事業を立ち上げたりするのはこのような方が多いです。プロジェクトチームを組んで皆の意見を聞いて成果が出たというのはあまり聞いたことがないです。

一人の優秀な人材のアイデアとリーダーシップが新しいものを生み出します。

流出して行った人材、今までどれくらいおられますでしょうか?
その方が残っていたら・・・

そういう優秀な人材が、企業内に残った方がメリットがあると感じさせるような体制を作るべきです。

イレギュラーな人をどこまで受け入れることができるか?それが企業の器であり、力です。

組織内個人を達成できた企業が生き残るような気がします。
新しい企業と個人の関係構築が必要となっているように思います。