私も社会人に成り立ての時、日報を書くのが面倒臭かったです。

いつも1週間ためて書く?
本当は良くないです。

わかっていても仕事そのものが分かっていないので、嫌々書かされていたような感じでした。

しかし、自分で仕事が取れるようになってくると、この営業日報は書きたくてしようがなくなります。自慢したいんだと思います。

そうすると、内容や書き方も自分流に工夫します。アピールしたいからです。

どの会社もそうですが、営業日報を見せていただきますと、その会社の営業状態がわかります。

どんな内容のものを報告しているか?

また、もっと大事なのは、その営業日報のチェックやコメントの仕方、使い方です。営業日報を元に会議を行ったり、アドバイスや指導を小まめに行っているところは、当然成果が上がっています。

成果の上がっている営業部隊においてはこの営業日報が大事だということをご存知です。営業を活性化しようと思えば、まずこの営業日報の書式や使い方を考えるべきです。

それと指導の材料として、上長が必ず使用することです。
直接、一緒に行けないので、この営業日報を信じるしかありません。

昔は、複写式のものを手書きで書き、一部は提出、一部は保管して綴るというようなことをしていましたが、今は、メールで送信できます。タイムリーな報告ができるはずです。

部下とのコミュニケーションツールとしても最適だと思います。

営業日報が死んでいる会社は、伸びないと言われます。
営業日報なんて古い!ではなく、どうやって活かすかです。

会社によって書式や使い方も違うでしょう。でも全くのなしでは営業が成り立ちません。

賢い営業部長は、営業戦略を考える以上にこの営業日報の書式、活用の仕方を考えておられます。

今一度、再考が必要な代物のような気がします。