まだまだ作業意識が高い職場があるようです。
作業をして会社から給与をもらっているだけでは良くないです。

特に、社員の場合、向上心がないと勤まらないと思います。

また、徐々に役職が上がるごとに、マネジメント力を付けていただかないと困ります。

売上を上げることだけでなく、利益を出すという考え方を持たないとマネジメント力は上がりません。

具体的には、毎月の棚卸の必要性や経費削減について知識だけでなく、実際に行動に移さないといけません。

まず原価の管理ができること。
そのためには、毎月棚卸を実施、原価を正確に出すことです。棚卸の数値や仕入れ金額、仕入れ先などが気になりだしたら一人前に近づきます。

それと各店舗で管理できる管理可能な経費についてメスを入れ、チェック・削減できるようになると管理職合格です。

作業指示を出したり、現場に張り付いているだけでは、管理者とは言えません。また、そのような方は、将来現場の作業面の長にはなれても会社の柱になることはないです。

若い時は現場の仕事が楽しくてしようがないです。
しかし、長い人生を考えた場合、作業仕事がいつまで続くでしょうか?
40歳を超えると必ず体にガタがきます。

理想は、一旦現場ではない間接部門などを経験されることです。
そうすることによって人間が一回り大きくなります。

見えていなかったところが見えてきます。
違う角度から仕事の面白さが見えてきます。

「俺は現場で一生頑張るんだ!」というのもわかりますが、
その方の人生をもっと豊かにするためには、いろんなことを経験することの方が大切です。陽の当たる職場の方が華やかですが、実際の経営ではそれ以上に大事なことがたくさんあります。

利益の元はどこから出ているのか?
会社の利益はどこが管理しているのか?

そのことに気付いた瞬間、やるべき仕事の内容が変わるはずです。

利益概念で仕事をするように頭を切り替えて下さい。
きっと、素晴らしい人生になると思います。