2012年 2月の記事一覧

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12年02月26日 13時55分24秒
Posted by: lovehopro
「ゲートは西高東低」
≪ホテルの出入口は西に向いている方が良い≫の意です。

出入り口が東に向いていると、早朝にお帰りになるお客様が
朝日に向かっていく事になるので眩しく感じます。

もしお車であったら、幻惑して危険となるかもしれません。
それに対して西ならば、陽が後ろから射すことになるので
危険がないばかりか、玄関が夕方遅くまで足元が明るいので
快適に利用できるのです
ですから、出入り口を東に向けることは出来れば避けたいところです。

ちなみに北も、日は射しませんが冬季は寒気が吹き込みますし
建物や塀の陰が出来やすく、雪などが解けにくいので出入り口には向きません。

また、南は夏季に暑い南風の通り道となるので、
開口部としては向かないと考えています。

結果的に、東西方向と南北方向に交差する十字路にある土地なら
西と北に道路が接する土地がホテル用地として向いていることになります。

予断ですが、交差点でない場合は
北もしくは西に向いているだけでなく、道路の曲がり方にも注意しましょう。
道路が少しでも曲がっている時は、その曲がりの外側を選ぶようにしましょう。

カーブの外側にある土地は、かなり離れた所からも容易に認識できますが
内側にある土地は、近くまで行かないと存在が見えませんので
お客様商売には向きません。

ホテルの建設用地を検討する時や、既存ホテルを購入する時に
お役立てください。
結果として大きな収益の違いを生むケースは珍しくありません。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com
12年02月20日 08時45分00秒
Posted by: lovehopro
「警告するなら、改善せよ」
≪お客様に警告する必要があると感じたら、その必要が無いように改善するべきだ≫の意です。

よく見かけるホテル内の表示物に「ここは、滑り易いのでご注意ください」とか
「段差がありますので、お足元にご注意ください」などと警告するものがあります。

また、「多少お時間を頂く事があります」とか「数量に限りがあります」などと
サービスの限界を表す表示も見かけます。

もちろん、お客様に怪我をさせないようにとの配慮やクレームを未然に防止する
意味も有るのですが、それで良いのでしょうか?

もし、警告や注意を喚起する必要が有る設備やサービスがあるなら、
滑り難くするとか、早くサービスを提供できるように工夫するべきではないでしょうか。

あらかじめ断っておけば、それで良いのでしょうか?

ホテルと言う場所は、簡単に言ってしまえば非日常の世界です。
いつも暮らしている環境とは違う、言ってみれば別世界です。

確かにホテルによっては、求められている機能は違うでしょう。
しかし、別世界である事には違いがありません。

そんな夢の世界で、「ここは、滑り易いのでご注意ください」などと
極めて現実的な表示を見ることは、不快です。

先日見た表示は「この窓は閉め難いので、開けないでください」でした。
何で修理しないかが理解できません。
窓の修理代は、お客様を減らさずにすむ事でペイするはずです。

夢の世界では、何も不都合な事はあってはいけないのです。
何かを注文して、品切れなんて事もあってはなりません。

それでは、お客様が夢から覚めてしまいます。

ですから、そのような表示をしなくてもすむように
滑りにくくするとか、段差を減らすとか工夫する必要があります。
在庫の管理もしっかりと整えておく必要があるでしょう。

警告や注意喚起の表示は、ホテルの怠慢を表す恥かしい行為と考え
その原因を取り除く努力をしましょう。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com
12年02月18日 10時13分32秒
Posted by: lovehopro
「屑は屑」
≪まずいラーメンが大盛りになっても、誰も食べない≫の意です。

同じ様に、魅力の無いホテルがダンピング売りしても、流行りません。
汚い部屋で長いサービスタイムを開催しても、やっぱり流行りません。

確かに部屋は多少埋まるでしょう。
でも、売上金額を稼働時間で割ってみれば、1時間あたりの稼ぎがわかります。

あるホテルでは「宿泊は、夕方7時から翌日夕方の4まで21時間制」って
宣伝していましたが、余程暇なのでしょう。

中には、宿泊料金が2900円というホテルもありました。
コレでホテルビジネスと言えるのでしょうか?

冷凍食品丸出しの無料ランチを出しても、誰も喜びません。
そんな物は、恋人同士でデートの時に食べたいですかね。

基本的な魅力または価値をもてないホテルは、安売りしかないのですが
何処まで行っても≪屑≫ですから、収益を生む事は出来ません。
そればかりか、修繕積み立ても出来ませんから、どんどんと荒れ果ててしまいます。

この道を進んでは、行き着くところは「破綻して閉鎖」しか有りません。

基本的な魅力とか価値を生み出すためには、お客様の心理を理解する必要があります。

儲ける事ばかり考えていると「お客も安いのが一番嬉しい筈だ」と思ってしまいますが
お客様のニーズは、それだけではないのです。

お客様の価値観を馬鹿にしたような運営展開は。確実に破綻します。

お客様の気持ちを大事に、してくださいね。
ソレこそ、利益に上がるホテルへの第一歩です。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com

12年02月13日 08時45分00秒
Posted by: lovehopro
「空室が売上の基」
≪清掃をして空室を作り、売り出す事がホテルビジネスの基本である≫の意です。

いくらステキな部屋でも、清掃が終わって販売しなければ、無いのと同じです。

もちろん、清掃が終わっているのに売り出さなければ・・・
やっぱりないのと同じです。

「高い部屋から売りたい」とか考えて、もし空室を売り出していないとしたら
ホテルを小さくしているのと同じです。
せっかくお金をかけて作ったホテルを小さくしてるなんて、大損です。

それに、お客様は敏感です。
そんな事をしていると「出し惜しみしてるな。馬鹿にして!」と思われます。

はっきり言えば、客室は経営者のものではありません。
客室は、お客様のためにあるのです。
絶対に、出し惜しんではいけません。
そう言う事をして、ヒマになったホテルはたくさんあります。

もしも、客室を他の用途に使っているなら止めましょう。
どこかが壊れているなら修理して、ちゃんと清掃して、客室として使用しましょう。

もちろん綺麗に清掃する事は大事ですが、だからと言って
「綺麗にするためなら、いくらでも時間を掛け手も良い」と言う訳ではありません。
「早く綺麗に」がプロの仕事です。

ドンドン仕上げて、お客さんにお選びいただけるように
空室として売り出しましょう。
それが出来ないなら、繁盛は夢のまた夢です。

お客様を選ぶのは、止めましょう。
ホテルをお客様が、客室を選ぶのもお客様です。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
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12年02月09日 09時55分27秒
Posted by: lovehopro
「金太郎飴になれ」
≪いつでも、どこでも、誰にでも、ちゃんとしてると思われる運営を心がけましょう≫
の意です。

なんだか、当たり前の話に聞こえませんか?

そうなんです。
これが当たり前なんです。

でも、本当にしっかりと出来ているか?と言うと・・・
これが中々出来ていません。

普通に≪ちゃんとしてる≫んじゃないのです。
≪いつでも、どこでも、誰にでも、≫なのです。

ここだけキレイでも、他が汚れて居ては駄目。
逆に「この部屋は薄汚れてますが、お隣の部屋は綺麗です」も同じです。
お客様には、見えません。

また、「昨日はキレイだたんだけど・・・」も通じません。
今日のお客様には、今日の事しか見ていただけません。

お料理にしても平日だけは、お待たせしないけど、休日は・・・
これも駄目なのです。

いつ見ても、どこを見られても、ちゃんとしていないと、
いつまでも繁盛する事はで来ません。

これは言い換えれば、

≪ムラ無く、無理なく、無駄も無く≫って事なんです。

普段から不断の努力で、お客様に≪駄目≫を感じさせないようにしないと
繁盛を継続する事は出来ません。

たった一回のミスで、お客様を失う事もあります。
そうすると、実は莫大な売り上げ損失となるんです。

たいていのお客様は、気に入ったホテルが決まると
月に3回以上通ってくださると言われています。
つまり、年間だと3回×12回=36回です。

また、平均して4年間程度継続して通ってくださるようです。

なので・・・・・

もし、せっかく気に入っていただいたのに
1年目のある日に何かのミスで、嫌われちゃうと・・・・・

36回×(4-1)=108回ですから
1回に6千円使っていただけるとして64.8万円です。
これは1組を失うと出る損失額と言う事です。

もしこのような事が、週に1組起きていたら・・・

もし、貴方のホテルが20室で回転数が3回だとすると
20室×3回転×7日間=420組ですから
この1組は0.23%と、僅かなのですが・・・・・

1年は52週として計算すると
64.8万円×52週=3369.6万円≒3,370万円です。
これは、1年ですから・・・

もし3年も放置すると、・・・1億円の売り上げが消える事になります。

ね。大変でしょ。

いつでも、どこでも、誰にでも・・・これを普遍と言います。
いつも、この普遍のおもてなしを心がけましょう。

そうすれば繁盛継続が約束されます。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com
12年02月06日 08時45分00秒
Posted by: lovehopro
「供給は欲求の母」
≪提供される商品やサービスがあってこそ、欲しがる人もいる≫の意です。

言い換えると、供給されていないサービスは売れないのです。

皆さんは、客室でアンケートなどを集めることがおありでしょう。
アンケートでなくても、商品販売数の資料をご覧になるでしょう。

しかし、この中には≪今販売されている商品の販売数≫が書かれているのです。
ですから、いくらランキングなどをつけても、本当に人気商品は・・・
書かれていないかもしれません。

意外な事に、既に販売されている商品群の中での「ベストランキング」には
書かれて居ないお客様の欲求が存在する事が多いのです。

商品だけでは有りません。
この事はサービス全体にわたって言える事なのです。

ですから、ホテルスタッフはお客様の欲求に心を砕く必要があるのです。

それでも、顧客欲求の全てを理解したり把握したりする事は非常に困難です。
ならば、先ずは提供してみましょう。

つまり、試しにやってみるのです。
しばらくやってみて、反響が無いとか売れないようなら・・・
諦めてほかの事をやって見ましょう。

やっても見ないで「きっと、だめだろう」と決め付けるのは
問題かもしれませんよ。

貴方には、必要が無くても、喜んでくださるお客様が
意外に多いかもしれません。

もし、判断に迷ったら・・・やって見ましょうね。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
12年02月02日 14時14分22秒
Posted by: lovehopro
「季節の変わり目は、仕事の変わり目」
≪季節の移り変わる頃は、それまでしていた仕事とは違った仕事を始めるべきだ≫
の意です。

今年の冬は 彡(-ω-;)彡寒いですね。
日本中で、大雪も降っています。
毎日、雪かきに追われている地方もあるでしょう。

雪は降らなくても、冬の仕事は意外に多いのです。
暖房も威力を発揮しなければなりませんし
この時期は空気も乾燥しますから、加湿器も活躍してるでしょう。

でも、もうすぐ・・・
春がやってきます。

どんどんと日差しも力を増し、花の便りが聞こえてくる事でしょう。
 
日本は四季のある国です。
季節は巡り、その季節ならではの景色を作ってくれます。

だから、季節が変わると、するべき事も変わるのです。
正確に言うと「季節が変わろうとするときは、次の季節への準備が必要」なのです

そろそろ、春を迎える準備を始めましょう。
そして、冬をしまいこむ準備もはじめましょう。

この事は、春を迎えるときばかりではありません。
夏や秋、冬を迎えるときにも「一歩」だけ早めに準備する必要があるのです。

春を迎える前に冷房の準備をするのですが
室外熱交換器の性能をチェックする事も大切ですが
室内側の装置も十分意清掃しておきましょう。

冷房運転中は、暖房運転とは違い機械内に結露が発生します。
その結露受ける〔ドレンパン〕と呼ばれる水受け皿もしっかりと清掃しましょう。
ここに、冬の間に積もった綿ボコリがあると、冷房を始めると
そのホコリが水を吸って、排水パイプを塞いだり、カビを発生させるなど
困った事が起きてきます。

同様に、屋上の枯葉も掃除もしておきましょう。
夕立が降って、屋上に水がたまったら大変です。

夕立には、雷も付き物です。
避雷針や停電時のバックアップ電源、落雷から電子機器を守る設備なども
充分に点検して置いてくださいね。

「そろそろ、季節も変わりそうだな」と感じたら
その季節を迎える準備と、今までの季節が残していった何かを片付けましょう。

たまに、春になってもまだ〔クリスマスイルミネーション〕が飾ってある
ホテルも有りますが、それではきっとお客様は喜ばないでしょう。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
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