人はそれぞれに稀有な存在です。
良いところもあれば、悪いところもある。
人は皆、それぞれに個性を持ち、
それぞれに価値を持って生まれてきている。


しかし、人は自分とは違うからといって、
異質な者を排除しようとする。


異質な者どうしは、相手を拒否し、排除しあう。
これが自然の法則かも知れないが、しかし、
それらを乗り越えて互いに認め合い、尊重し合い、
必要とすることで相互依存な良い関係ができる。


これが時代が求めている人と人との関係だと思う。
だけど、こういった関係が成立するには、無くてはならない
要件がある。


それは、謙虚さだと考えています。
どんなに優秀で、優れた人間であっても、
自分一人が持っている能力には限りがある。


謙虚であれば、自分に足りないモノにも気づき、
それらを備えている人を容易に認めることもできるだろう。


僕は職位が上になればなるほど、謙虚さが必要だと思う。
自信はおおいに結構だけど、謙虚さがなければ過信になる。
独自性はおおいに結構だけど、謙虚さがなければ独善的になる。
リーダーになれば、孔子でいうところの『恕』をもって人と接することが大切です。