これからの時代に成長していく組織とは、
金太郎アメ人材がどれだけ沢山いても
成長はないだろう。


僕がサラリーマンをしていた頃には、周りは
金太郎マメ人材が殆どだった。


会社は、人材には同質的・画一的な人材を求め、
教条的に仕事を教え、そして管理を進めた。


デモクラシーと言っても、社会主義に毛の生えた
ようなもので、僕らは自らに対する公正を求め、
結果、教条主義から逸脱することはなかった。


時代は大きく変わり、個人の知識を如何にして
集約し、それらを価値に変換することが出来るか?


未来のあるべき姿を形にする為に、知識を価値へ、
その価値から生み出される顧客の満足を得る為に、
企業は創造⇒価値⇒満足⇒創造のループを
回し続けることが企業の存続に於いて大切な要因である。


存続を現実にするには、人々の知恵にかかっている。
人々の知恵は多様である。
それは、個人の経験や知識、情報から知恵は紡ぎだされる。


知恵を生みだす方法は一つしかない。
中央集権の力を弱めることだと思う。
そうすれば、人々はより自由に発想できる。
イマジネーションとクリエイティブは自由度が
大きければ大きいほどより、増大・拡散すると言えるだろう。


ただし、自由度だけでは、組織は見事に崩壊する。
自己責任感を付与しなければいけない。


ロールがあり、ルールがあってはじめて、個と個をつなぐ
信頼の関係が生まれる。
IQとEQの乗算が企業にとって社会にとっての乗算価値が
生みだされることになる。
そういった社会的なスキルのある会社は必ず成長し続ける。