このブログで、何度かご紹介しました「㈱コマース フィールズ」では、不定期ではありますが、PR誌「CF流通便り(随刊)」をメール配信しています。

 まだ、第4号までしか発行していませんが、今のところは中心市街地活性化への提言やら私の考えること等を述べています。

 昨今の流通業界、とりわけ小売業界は世界中での不況と背中合わせによる衰退が顕著です。経済環境による影響はいつの時代も避けては通れませんが、しかしながら、生活者(消費者)にとっては衣食住学遊等の生活必需品から生活欲求品に至るまで、世の中に存在しなくては日々の生活に支障をきたすわけです。

 生活者にとって本当に欲しいものが大量生産・大量販売による商品だけで満足できるのかといいますと、そうとは言えないのではないでしょうか?

 売る場所、売る商品、売り方、ありとあらゆる角度から過去を否定して、見直さなければならない本当の正念場がやってきたように思います。

 ダイエーを始めとする上場大企業と言えども、倒れる時もあるのです。まあ、ダイエーの場合は小売業本体そのものが経営を圧迫したと判断するのは幼稚なわけですが、いずれにせよ企業としての拡大多角化路線だけでは課題が大きすぎると思います。

 天下の家電メーカーもソニー、パナソニック、東芝、NECを始め、その企業の特化された分野が何なのかが一般消費者には見えなくなっている事の事実でしょう。

 店舗販売されている商品は業界ごとに商品分類の仕方が異なります。その分類の仕方も生活者には買物がしやすければよいのであって、企業によるアソートメントは本来関係のないことなのかもしれません。

 まあ、内容が中途半端になりましたが、この流通業界はこれからが正念場と言う事に代わりはないと考えいます。

 前述の「CF流通便り」をご希望の方がいらっしゃいましたら、下記メールアドレス宛にご連絡くだされば、メーリングリストに挿入させて頂きます。

consult.dpt@futatsugi.co.jp