各金融機関の貸出姿勢を観ていると、中小企業の「支援」や
「成長」という大義名分などは全く見受けられません。
ケースによっては減額対応、あるいは審査上保全を図るため
の提案があるならまだしも、「断っておけば間違いない」とも
とれるくらい、淡白な対応が多いように感じます。
特に、新規開業、新分野進出や事業転換などの案件について、
その傾向は顕著です。
以前より、各自治体も制度融資を設けてはいるものの、いざ
申込みとなると、保証協会の受付担当者もその詳細を知らず、
金融機関経由で申込みを試みると、関わりたくないからか、
門前払いに近いか若しくは「保証協会に直接相談して下さい」
という始末・・・
時代は変遷するとはいえ、コンサルティング機能が向上する
どころか、ますます金融機関としての機能低下が目立って
きているように思えてなりません。
由由しき事態です。

期待する方が間違っているのでしょうか・・・