新年あけましておめでとうございます。
昨年12月より「中小企業金融円滑化法」が本格稼働しました。
メインは「貸付条件の変更等の措置に努める義務」のように
見えますが、私が注目するのは一方で改定された金融検査
マニュアル、「金融円滑化編」の「金融機関によるコンサルティング
機能の十分な発揮」です。
本来の機能を今さら謳うのもどうかという問題ですが、実現されれば
すばらしいことです。(我々の出番は激減するでしょうが・・・)
当面は、金融手法の幅を広げ、各支援団体とのアライアンスを強化
するようですが、課題となるのは「行員」のスキルアップとなる
でしょう。
「スコアリング」や「CRD」といったシステムにより、削ぎ落とされた
本来の「目利き」能力を如何に取り戻すのか・・・
期待したいところです。