あなたは管理職である前に
一人の人間として、
これから僕の話を聞いてほしい。


日本人である我々は学校で、社会で
答えを出す教育を進められてきた。

だから、答えを出す為に様々な思考と、
活動を余儀なくされている。


しかし、本当に正しい答えが存在するのだろうか?
それは、恐らくだが、僕は存在しないと思っている。
すべての答えは、哲学的な領域にこそ存在し、
それは、認識額や存在学、そして倫理学の中にある。


ビジネスと哲学は関係ないだろうと思われると思うが、
でも、それはそうじゃない。


ビジネスの正しい答えは倫理的に正しくなければならないという
前提要件を満たしていることが最初の一歩なのです。


次に認識学、存在学、これは、状況によって、あるいは、
当該者における状態によって違ってくる。


まず、これらの矛盾を理解することが優秀な管理職になる為には、
必要なことです。


物事の本質を自らの感情と切り離して理解できなければ、
正しい答えのない世界に住む住人として最適な答えを
見つけることは難しい。


自らの答えに状況を作為してはならない。
状況における最適な答えを見つけることが大切です。


また、部下を指導するには、ちょっとしたコツがある。
ロジックで、言い伏せてなならない。
ロジックの向うにある人間の感情にフォーカスすることで、
部下に気づきと学びを行動に自発的に結び付けさせることです。
この管理職における前提を理解してもらい多様性を受容して下さい。