視野を広げようと思っても同じ場所、同じメンバーで仕事をしているとなかなか視野が広がってきません。いつしか焦りも出てきます。

現状打破をどうやってすれば良いのか、悩むところです。まずは、外部の方と会う機会を自分で作られてはいかがでしょうか。同じ業界の方でなくても良いです。名刺交換させていただき、お話を聞く。それだけでも十分だと思います。

毎月100枚、新しい名刺が増えていること。社会人における視野の広さというのは、お付き合いの幅に比例すると言われます。いろんな方に接することによって、考え方も変わってくると思います。

それと自分の仕事を第三者にチェックしてもらうことも大切です。自分でできていると思わずに、必ず見てもらうことです。視野が広い方ほど、上司や先輩にチェックしてもらっています。

もう一つ大事なのは読書。特に良書を読むことです。良書については、上司や先輩、外部の方々にお聞きすることです。やはり読書量の多い方は、深く物事を考え、文章読解力に優れています。誰が書いた報告書なのか、すぐにわかるくらいです。

常に単純労働にならないように意識を高く持って、自分を変えようと努力することが大切です。

通勤経路も時間や道を変えながら、見る景色を意図的に変えることが大事だと言われます。視野が広がらない原因の一つが、マンネリ化です。飲みに行ったり、食事をする時も意識していろんな方に接することです。

それと視野が広いなぁと思われる方とお付き合いさせていだくことも大切です。そのような人と一緒に居ると、自然と力が付いてきます。

また趣味を持っている人、趣味がプロ級の腕前の方とのお付き合いもおすすめです。プロ級になるコツを何がしか持っておられます。それもプロ級の方は、趣味が一つではなく多趣味です。時間の余裕がどこにあるのか不思議ですが、ちゃんと時間を作られています。

視野が広がる人との出会いは、人生で一番大事だと思います。私が新入社員で忙し過ぎて、パンクしそうになっている時に、「絵画でも見て来なさい。」とアドバイスいただいた上司の方には今も感謝しています。

心の余裕がない状態では、良い仕事はできません。実際の業務とはかけ離れている絵画も、時には重要になることをわからせていただきました。

定年になるまで何人の視野の広い人と出会えるか、自分で自分の人生を楽しまれて下さい。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング