現在ネットでは、無料が当たり前のようになっています。課金すると離れて行くようです。極力安く何でも手に入るようになれば、人々の欲求は次にどこに行くかを考える必要があると思います。

音楽の場合などでは、ネット上で限りなく無料化が進むと、リアルの世界がクローズアップされてくると言われています。生ライブや生演奏などに人気が回帰するかもしれません。

ライブでどんな体験ができるかに価値を求めるようになるのでしょう。

無料でネット上から引き出せるようになると、それ以上のものを期待するようになります。

モノを所有し喜ぶ時代ではなくなった?
ライブ感のあるものでないと評価されない?
少し今までとは価値観が違ってきていると思います。単にモノやサービスを提供するだけでは満足されなくなっています。業種・業界によっても異なるとは思いますが、この傾向は今後強くなって行くと思います。

ライブ感のある売り方、接客の方法、感じ方などを伝えることができないとお客様からお金をいただくことができなくなるかもしれないと危機感を持った方が良いのかもしれません。

見たり聞いたりするだけでは欲求を満たさなくなりますが、逆にそれを超えるものを提案することができれば新しいビジネスが生まれてきます。

ネットの普及によって、マーケットが縮小するだけでなく、新しいビジネスが出てくる可能性が大です。

ひょっとするとコンサルタントの場合も同じかもしれません。本やテキストに書いてあることは過去の情報です。日々、クライアント先でご提案させていただいていること、お話させていただいていることは、今の情報であり、生の情報です。

直に話が聞ける、今すぐに対策が打てるというところにコンサルティングの仕事の魅力が出て来るように思います。

また、本の出版よりもセミナーなどの方が人気が出てくるかもしれません。書いた情報は遅いからです。ただし、この場合は人気のある方でないと無理かもしれません。

ライブに価値を求めるという新しいスタイルが出て来ているようです。業界ごとに、あるいは自社の経営スタイルに合わせて考えて行く必要がありそうな気がします。

生ライブが聴ける店づくりが一つのテーマになるかもしれません。

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