メタボ健診はありますが、ストレスの検査はないです。メタボは歳を取れば、運動量が減りますので、男の場合、少しお腹が出てくるくらいは当たり前です。

それ以上に最近気になるのがストレスです。各企業様を訪問させていただいてもストレスを抱えている方が多いような気がします。仕事上のことだけでなく、家庭のことやお子さんの受験など、あらゆるストレスが身の回りに起こっているような感じです。

会社に相談室のようなものが設置されていても勇気を持って相談に来る人は
少ないです。自分ではこんなつまらないことで相談室になんて行けないと思っておられます。大事なのは自分の中に留めておかずに、誰かに履きだすことです。そうすると少しはスーッとするはずです。

ストレスに対する根本的な解決策は?
自分でコントロールするしかないのがこの病。
会社側で助けてあげることができるとしたら、しっかりと休みを取らせてあげること。定期的に連続した休みが取れるようにシフトを組んであげることです。

忙しいからとか、数字が行っていないからと言って無理をしていませんか?特に数字が思うように達成できていない場合、さらに無理をします。それが徐々にストレスとして貯まって行きます。これではいつか破裂するかもしれません。

忙しさを楽しさに変えれるようになると良いのですが、内に貯め込む方もおられます。上手に、ストレスを体から抜いてやらないと危険です。

特にトップや幹部が休みを取らないという会社が危険です。上が休まないのに下は休みを取れません。

実質、給与が上がらなくても楽しく仕事をし、ストレスを貯めない会社にすることが大切ではと思います。

メタボで長期休養を取らなくてはならないという人は聞いたことがないです。でもストレスが貯まって職場復帰できなくなった方は見ます。社会人の病で一番危険なのがストレスではないでしょうか。

ストレスが良い緊張感に変われば良いのですが・・・
ストレスに対する耐性が強くなった時、一人前のプロに近づいた証拠かもしれません。

病は気からではなく、ストレスからです。
現代病の根源のストレスを貯めずに生きることが、一番大切なことではと思います。