いつもこのことを心掛けています。

若いうちは、「社長、何でも申し付けて下さい。私が代わりにやらせていただきますので・・・」と言って、仕事に食い付いて行きます。ところがこれを繰り返して行くと自分の首を絞めることになります。

件数が少しでも増えればパンクします。結局、お客様に迷惑をかけることになります。

それにもっと大事なことがあります。自分でやってしまうことが愚かなことだということです。クライアントの方のために全くならないからです。アドバイスやサポートをさせていただきながら、クライアント先の社員の方々が自主的にやってもらわないと本物の改革にはなりません。

自分でやる方が楽な場合が多々あります。それをじっと我慢して、どう伝えればやっていただけるのか考えて工夫しています。

期日を切って資料作成をお願いしても出てこない場合があります。それはその方の責任でも能力不足でもなく、私の伝え方が悪かったのだと反省することにしています。

逆に伝え方が上手になると、こちらが楽になります。ほぼイメージ通りのものが出てきます。後は加工、修正だけです。

相手の心にスイッチを付けることが大事です。どういうふうに伝えれば、やる気を持ってやっていただけるのか?伝える内容について理解していただき、納得いただくことです。

おしつけや脅しでやっていただいても成果は出ません。なぜ必要なのか、その辺りの説明をしっかりとすることにしています。

キャッチボールができるようになるまでに時間がかかるクライアント様もおられます。でも焦らないようにしています。私に対する信頼感がない段階では、心にスイッチが入らないのだと理解しています。

自分でやれるものを見つけるのではなく、やっていただけそうなものを見つけることがプロの仕事のあり方だと思います。

「できました!武内さんメールを見てチェックお願いします!」
という返事が返ってくれば第一段階クリアです。

嫌々やっても意味がないです。自分や会社の成長のために前向きに考えるようになった瞬間、その方の意識レベルが上がるはずです。

そうすると、徐々に他の従業員の方にもスイッチが付いてきます。
スイッチはコンサルタントが付けるのではなく、自分で付けていただくことが大切だと思います。