リスケの間に、次のビジネスを企画すること。

これができないのであれば、単なる先延ばし。
再生は不可能です。

返済がスタートすればアウト!
という状況をよく見ます。

リスケの間は、安全かもしれませんが、事業の再生と次の事業を探す猶予期間であることを忘れないこと。

このリスケ期間が一番大事です。
この時に、再生の伸びしろや次の事業が見えていないときついです。
なおかつ、今のような大不景気の波が来れば、再生計画の数値を達成することが難しくなります。

再生計画ができたから安心ではないです。
実際にそこから返済がスタートすれば、資金繰りは今以上に苦しくなります。

リスケ期間中にどういう対策を具体的に打ったかで決まります。

休憩時間ではないです。
もうこの期間しか猶予がないと思われて必死になることです。

またリスケをお願いする?
そんな甘い話はなかなかないのでは・・・

自主自立で自主再建が基本。

逆境を跳ね返すパワーが必要です。
それもかなりのパワーです。

それができて初めて再生です。

道のりが厳しいのではなく、今改善・改革をし事業の再生を行うことです。

リスケという言葉には安心感が含まれているようなニュアンスがありますが、
実は、最後通牒なのかもしれないと思った方が良さそうです。

リスケ期間中の改善・改革で再生は決まるように思います。