病院経営や医療の現場でも同じ。
笑顔が一番!

患者さんを癒すのは、的確な治療以上に笑顔が大切と言われます。
特に、付き添いのご家族の方の笑顔が一番大切とか・・・

いろんな企業診断の方法があると思いますが、私たちコンサルタントの目からすると一番気になるのは職員や従業員の笑顔です。

病院でも受付がすべてです。
そこで笑顔で応対したり、ほんの少し患者さんに一声かけているかどうか?
それを見させていただいています。

腕が良くて愛想の悪いドクターのところへ患者さんは行かれるでしょうか?
歳を取れば取るほどやさしくしてほしいもの。
やさしい言葉をかけてくれる病院へ足が向くのではないでしょうか?

一般の小売店やサービス業以上に、この笑顔がリピートさせます。
職員の意識を高めていかないと、つい忙しさの中に埋没してしまいます。

いつも笑顔で対応してくれる病院。
当たり前かもしれませんが、患者さんから見ると冷たいなぁ!
と思われているかもしれません。

病院経営の現場では何が一番大切なのか、明確なビジョンや方針が必要です。

結局行きつくところは職員の教育。
教育が出来ていないところは、患者の足が遠のいて行きます。

ご家族の方が、あの病院へ連れて行こう。
と思うのはどこで判断されるでしょうか?

ドクターの腕なんて、噂以外わかりません。
会ってもいない人を評価するなんてできません。

しかし、院内へ一歩入って、受付へと行く瞬間に何となくその病院の雰囲気がわかるのではないでしょうか?

ドクターや職員の方々が患者さんに一声かけて、大事にされている風景を見れば、それで十分。

この病院に、うちの親を診てもらおう。
となるはずです。

技術も大事。でもそれ以上に大事な物があるような気がします。

院内に落ちている笑顔、拾ってみたいと患者さんは皆思っておられます。

リピーターづくりは、やはり笑顔づくりからだと痛感いたしました。