クライアント先の方からいつもいただく質問です。

個人的な考えですが、今の状況が当たり前になるような気がします。
不況がそのままずぅっと続くとは言いませんが、今の状況が大きく変わって良くなるとは思っていません。そう思って経営していた方が良いのではと思います。

皆さん、景気の回復を願っておられます。景気が良くなれば自社も業績が上向くのではと・・・

果たしてそうでしょうか?今の業績不振は、外部環境の影響からでしょうか?

それ以上に大きな問題が潜んでいそうな気がします。何かと言いますと、ビジネスモデル自体が大きく変化しているのではないでしょうか?

従来のやり方ではダメですよと言われているように思います。だんだん時流に合わなくなっているのでは?

不況がいつまで続くかを考えるよりもこれから自社のビジネスモデルをどう時流に合わせて行くかを考えた方が良いように思うのですが・・・

自分が生きている間は大丈夫ってことはないです。常に変化し続けないと生き残れません。

不況不況と騒いでいてもしようがないです。業績を伸ばされている方ほど好不況を気にされません。

悪くなるとすぐ景気のせいにする体質も良くないです。景気さえ回復すれば、業績も回復するなんてことはないと思います。

だから景気の事は口にしないこと。
大事なのは内部を強くすることです。

不振に陥っている企業ほど、波が多くなります。少しでも外部環境が変われば大きく数字を落とされます。

景気の波に左右されない経営こそが理想です。
そのための第一条件は、景気のことを口にしないことです。